好きな絵を気軽にプリントする。アーティストも支援するドイツスタートアップ企業Juniqe
ドイツ・ベルリンには星の数ほどスタートアップ企業がある。
何度か仕事でベルリンのスタートアップ企業について執筆したことがあるが、どれも面白いアイデアのものばかりだ。
今回紹介するJuniqeもそのうちのひとつ。発音の仕方がよくわからないが、ジュニクかジュニケだと思う。ジュニークと発音するらしい。クロイツベルクに事務所を構えている。
Juniqeの事業内容
Juniqeの事業内容はアート作品の商品化と販売だ。
気に入った絵をポスター、版画、服、文具、マグカップなどにプリントして販売する。
希望すれば額縁も注文画面で選択することができるため、わざわざ額縁屋に出向く必要はなく、すべてがセットアップされた状態で自宅に届く。
販売価格はさほど高くなく、だいたい~400ユーロと手に入りやすい価格帯のものが多い。
アートも気軽に買える時代になったのだ。
ちらっと覗いてみたが、どれも可愛くてスタイリッシュなアート作品が並んでいる。ちょっと欲しくなってしまった。
Juniqeのプラットフォームでは気に入ったアート作品を自分の使いたい用途に合わせてプリントして使う。
これは今までになかった考え方ではないだろうか。これであれば店舗が大量の在庫を抱えることもない。
Juniqeのアイデアはアーティストを助ける
Juniqeがおこなっている事業はアーティストの活動も支援する。
アーティストは自分の作品を売ってナンボの商売だが、ビジネスセンスがある人はそう多くないだろう。
自分の活動に集中するため、このようなプラットフォームを介して作品を販売できることはアーティストにとってかなりいい話では?
ベルリンでアーティスト活動を行っている方は、Juniqeに作品を売り込んでみてはどうだろうか。
こういう画期的なアイデアに触れると、わくわくする。
面白い時代になったものです。